2008年8月 6日

あおいの記事 金子みすゞ記念館(山口県長門市)

山口レジャーのお話しも残り僅か。
青海島の観光遊覧のあと、私たちが向かったのは、こちら!

金子みすゞ記念館




金子みすゞ記念館(金子みすず)
です。
この建物は、金子みすゞの実家のあとに、みすゞが二十歳まで過ごした書店「金子文英堂」を再現したものです。 さて、金子みすゞとはだ~れ?という方もいらっしゃるでしょうか。

鉄道が好きな方はこちら↓

みすゞ潮彩号



山陰観光列車 みすゞ潮彩
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/time_l/kankouressya/

運転区間:新下関駅~下関駅~長門市駅~仙崎駅
運転日:毎日運転(みすゞ潮彩1号・2号は土休日は快速列車として運行。)
※運休日は時刻表でご確認下さい。

仙崎まではぜひ、こちらで!!

金子みすゞ
本名は金子テル。山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)出身。
山口県立深川高等女学校卒業。

大正末期から昭和初期にかけて、512編もの詩を綴ったとされる。1923年(大正12年)9月に『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に詩が掲載され、西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛された。

1926年(昭和元年)、義父の経営する書店の番頭と結婚し、娘を1人もうける。しかし夫は中央誌への詩の投稿を禁じたばかりでなく女遊びに明け暮れる。1930年(昭和5年)2月に正式な離婚が決まったが、同年3月10日、離婚合意への必須条件として娘の親権を強硬に要求する夫への抵抗心から26歳の若さで自死する。

代表作に、『わたしと小鳥とすずと』、『大漁』などがある。
(wikipediaより、一部編集しています。)

 

私が金子みすゞを知ったのは、主人の家族と山口出身の偉人や有名人という話をしたことがきっかけです。
私も中原中也は教科書で「月夜のボタン」でしたっけ。詩を読んだので覚えていました。

他に山口出身といわれても、西村知美さんぐらいしか思い浮かびません。あ、政治家は少々・・・・。
現在は小学校の教科書で金子みすゞの代表作の詩「わたしと小鳥とすずと」が使われているので、案外お子さんの方がよく知っていたりするんですよね。

みすゞ通り


(みすゞ通り)


以前、松たか子さんが主演で、「明るい方へ明るい方へ」というドラマが放映されましたが、これをみるとすごく切なかったのを覚えています。

実の弟がみすゞと実の姉弟と知らされず育って、交友を結び、みすゞに恋心を持つようになるのですが、この辺りから、みすゞの人生の歯車がずれてくるのです。
弟・上山正祐と引き離すための結婚が、悲劇的な方向へ展開していくのを実話だと思ってみていると心が痛くてなりませんでした。その後一人娘が生まれ、その娘を育てることを心の支えに過ごしてきたみすゞですが、夫の品行の問題などで、気が安まる時が無かったようです。

心優しき、柔らかな心を持つみすゞの詩は、壮大でとても狭い環境の中で過ごした人とは思えません。
素晴らしい詩がたくさんで、童謡詩人といわれるように、まるでファンタジーの世界に吸い込まれるような映像的な詩なのですが、物の真理を書いているしきらめきも感じます。
よんでいると素直な心になれるのです。彼女の詩が私は大好きです。

本当は詩をご紹介して、私なりの解釈や、私が感じる魅力をお話ししたい気持ちもあるんですが、この金子みすゞの詩は著作権の問題があり、ちょっと難しいのです。

普通、作者が亡くなられて50年立つと、その著作権は無くなるのですが、金子みすゞの詩は没後ずっと世間に発表されず、だいぶ経ってからまとめた方がいらっしゃるので、その方たちが2次著作権と主張されているのだそうです。私にはよく分かりませんが、ブログの記事というのは不特定多数の方がみるものなので、やはり著作権に触れるようなことはできません。

そんなわけで、金子みすゞの詩はお子さんの教科書でぜひ、チェックしてみて下さい。
詩集の方も、文庫でも出ておりますし、安価に手に入り読むことができます。


入門的に入るなら、この「金子みすゞ童謡集」が良いのではないかと思います。
取りあえずたくさん、詩が紹介されています。文庫なのでボリュームの割にお安いですし。


本も写真や絵がついた美しいものがたくさん出ています。ぜひ、一度手に取ってみて下さい。

取り立てて難しい言葉を使っているわけでもないのに、みすゞのこの表現力には目眩さえ感じそうです。

素晴らしい詩はたくさんあるんですが、館内では「わたしと小鳥と鈴と」の英訳、フランス語訳、中国語訳、韓国語訳があるのです。どこまで他の国の言葉でこの詩の美しさを伝えられているかは???です。

みすゞの詩は、リズムがまたとても美しく、つい口ずさんでしまうのですが、英語になるとやはりリズムは別物になっていました。他の言語についてはさ~っぱりわからないので、メモしてきましたが、アップも出来ず、ひとりにらめっこです。

さて、詩の世界に入り込みたくなっていましたが、話を戻しますね。

金子文英堂の店内


(金子文英堂の店内)


この金子みすゞ記念館の入口であるトップ画像でご紹介の1階は道沿いは金子文英堂(本屋)。

畳の部屋や土間の台所、風呂など。

井戸



外には井戸も再現されています。

2階はみすゞの部屋を再現しています。
そんな大事な部分を私は子ども達に気をとられて、観るのを忘れてしまいました・・・。
金子みすゞの詩が教科書で登場する頃になったら、改めて再訪することにしましょう・・・。

この再現された金子家(撮影可)とは別に、本館がありそちらは撮影は不可です。

そちらで気に入ったのは、みすゞギャラリー
みすゞの詩を朗読してくれる椅子があったり、両手を本のように広げると手のひらにみすゞの詩が映し出される場所があったり・・・。
小さなギャラリーですが、なんだか落ち着くし洒落た空間でした。

常設展示の方はみすゞに関する、資料や年表。作品の紹介など、よく整理されて展示されています。
こじんまりとした施設なので、子ども達も退屈することなく、お利口にしていました。

休憩所のところに、色を付けたかまぼこ板があり、こちらに好きなことをぜひ寄せ書きして下さいとのこと。
私も参加してみました。

かまぼこ板の寄せ書き


仙崎と言えば、お魚が美味しいところ。
みすゞの詩にも、さかなが出てきます。自分のブログのURLまで入れて・・宣伝しちゃっていますが・・・。

ちなみに数字は絵にする時に必要な整理番号らしいです。

 

かまぼこ板の壁画

 


「星とたんぽぽ」より
(見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。
・・という言葉が、胸に響きます。)


これは以前の作品で、近付くとそれぞれに寄せ書きがあることが分かります。
かまぼこ板のみすゞの壁画作りは恒例になっているようで、この壁画以外にもみすゞ通りに飾られています。
今回私が寄せ書きしたかまぼこ板はどんな絵と詩になるのでしょうか・・・・。

金子みすゞ記念館
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/
山口県長門市仙崎1308番地
電話番号 0837-26-5155

開館時間 9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日 毎着き最終火曜日(祝日の場合は翌日休み)、12/29~1/1
入館料 一般¥350、小中高校生¥150(団体料金20名以上で大人¥300、小中高校生¥100)
駐車場あり、無料7台


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コメント (5)

金子みすずさんの詩は、小学校の担任の先生が10数年前に暑中見舞いのはがきに「金魚」を書いてきてくださったのが出会いです。
とてもかわいい、かなで書かれた詩だったので、印象的だったのですが、あとになって、金子みすずさんが遠い過去の詩人だったのだと知りました。
松たか子さんが主演したドラマも涙して見ましたよ。
現代に生きていたら・・・と悔しい気持ちになりました。

cage:

あおいさん、こんにちは。

山口県、リクエストしたかったところ、正に
私の希望していたところを揚げてくださいました。

金子みすゞ記念館に行きたいです。みすず通り
ってあるのですね。私は長門市には社内旅行

で行ったことがあります。でも、当時はみすずさん
のことは全然、知識無く、遊び呆けていました。

今年、NHKレイディオかな?でみすずさんを
知りました。で、私、今年の3月3日と3月25日に、

買った、みすずさんの本をブログに揚げ、紹介記事を
書きました。あはは、あおいさん、宣伝しちゃって!

でも、世界遺産に落書きとかありましたから、
こうやって、おもいのたけ?を書いてもらったら、

落書き防止になると思います。私は、みすずさんの
「みんなちがって、…」を一番、気に入っています。

cage:

あ、あおいさん、どうもすみません。

コメントの訂正です。金子みすずさんの
ブログ記事の掲載日は、今年ではなく昨年でした。

よろしくお願いします。

★やっこさん:

暑中見舞いの絵はがきに、似合いそうな詩もたくさん、ありますよね。
館内の臨時展にも詩に合わせた絵が飾られているコーナーがあって、これが水彩だったかと思うですが、すごく素敵でした。

松たか子さんのドラマ、私も泣けましたよ~。
みすゞさんの年表を読んでいるだけで泣けてきます・・・。

★cageさん:

仙崎や記念館の感想を書くには板が小さくて、何を書くか困ってしまったんです。

みれば、皆さん「○○生命」とか、宣伝入っている方もいらっしゃって。
私もブログでこの辺りのことを書こうと思っていたので、ぜひ地元の方に読んでいただきたいな、と下心が入ってしまいました。

ですけど、絵になって上の方だったら、とても読めません~。ですから自己満足です。

cageさんの記事、是非拝見しますね。
喜んで下さって嬉しいです!

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2008年8月 6日 00:02に投稿されたエントリーのページです。

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